はちぶの草子

ムーンライトに脳をやられて臨時で作りました。

フィロのス『サンバーント・ロマンス』は人生のEDテーマ

お世話になっております。

突然だがこの記事は以下の曲をサブスクで検索してイントロから聴きながら読んでほしい。

フィロソフィーのダンス
『サンバーント・ロマンス』



(一応視聴リンクを載せますがサビからしか聴けない。YouTubeには音源が上がってないのでサブスクで聴くか買うかしかないです)





💃🕺


私はこの曲がめちゃくちゃ「連続ドラマ(ロマンスを含む推理モノとか)のEDテーマっぽい」
と思っている。


特にそう思うポイントは

  1. イントロ:洒落たキーボードの音から入ってハルちゃんの声と色んな楽器がちょっとずつ合流していく
  2. ジャズっぽい音作りとドラマチックなコード運び:+ラテンのリズムのエッセンスも感じる。程よいダンサブルさ。
  3. 歌詞:きれいなままで終われない、一貫した湿度←最後の最後でいきなり明るくなったり立ち直ったりしないところが特にポイント高い。

ドラマのジャンルまで指定したのは単に私がそういう作品に触れる機会が多かったからで、学生時代にすごく鮮烈なサックスを使ったジャズがEDの入りに使われてる推理ドラマがあった記憶があるが思い出せない。(色々検索してみたけど謎解きはディナーのあとで鍵のかかった部屋 は違いました。)

と、話がそれたがとにかくサンバーント・ロマンスはそういうドラマのエンディングテーマっぽくてすごくかっこいいな〜〜と思いながら、毎日聴いている。

そしてそこからさらに一歩踏み込んで、自分の生活の中でドラマのエンディングが流れてそうな区切りのタイミングでこの曲を流してみると、すごくよかった。



例えば仕事終わり夕日を背に退勤する時とか(Get wild 退勤的な)、すごく気に入った小説のラストを読んでいる時とか。

好きな曲を流して悦に浸ってる痛い大人の出来上がり、というだけなんだけど音楽って結局そういうものだし。

毎日の生活のなんてことないタイミングに寄り添って仄暗くポジティブな"終わり"をもたらしてくれる、人生のどこでもEDテーマみたいな作品だなと思った。


恐らく作り手の皆さんの意図からは外れたものを勝手に受け取ってしまっていて大変独りよがりで申し訳ないと思いつつも、
そんなサンバーント・ロマンスに出会えてよかったです。